トラブル

PDF AcroCEF.exe アプリケーションエラー : アプリケーション を 正しく 起動 できませんでした (0x00000001) 。 問題の 発生状況 対応について

今回は、新しくPCを購入して、 Adobe Acrobat DC をインストールしたのに AcroCEF.exe アプリケーションエラーが出てしまって使えないけど、どうしたらいいの?という場面に遭遇したため、問題の発生状況や原因の推定、その対策について記事にしておきます。

AcroCEF.exe アプリケーションエラー
図1 AcroCEF.exe アプリケーションエラー

PCをいつも使っている人でも、 最初 からインストール されているアプリを使って作業することはできるけど、追加するアプリのインストールはやったことがない場合もあると思います。

アプリを使っていてエラーが出てしまったときにはパニックになってしまい、どうしたら良いか分からないって、こともたまにありますよね。

インストールでエラーが出た時は、過去の経験はまったく有りませんから、対応がとても大変です。

こういうエラーって、お使いの環境によって、エラーになったり、ならなかったりするので、あなたの問題がこの対策で対応できるかは分かりませんが、そこは、ご理解の上でお願いします。

今回説明する対応で、あなたの問題が解決することを祈ります。
(くれぐれも、自己責任でお願いします。)

AcroCEF.exe アプリケーションエラー 発生

新しく購入したPCへ、Microsoft Office や Adobe Acrobat DC をインストールしました。

そして、これらを使って作業を始めたまでは順調だったのですが、実際にPDFファイルをクリックしたところ、ファイルを開くことはできるのですが 「AcroCEF.exe アプリケーションエラー 」が表示されて、OK を押しても繰り返し表示されるので、先に進めません。

AcroCEF アプリケーションエラー
acroCEF-error

AcroCEF.exe アプリケーションエラー原因の仮説

  1. Acrobat DC のインストールに失敗して、なにかのファイルが壊れている
  2. Microsoft Office など他のアプリと競合している

この二つについて、検証することにしました。

検証

Acrobat DC のインストールをやり直す

まず、原因仮説の 1 を検証するために、一度 Adobe Acrobat DC をアンインストール (アプリ削除)してから、再度インストールをしてみることにしました。

結果は、現象変わらず。例のエラーダイアログが表示されます。
従って、Acrobat DC のインストール失敗では無いようです。

Microsoft Office のインストールをやり直す

つぎに、原因仮説 2 の検証のために、Adobe Acrobat DC はそのままで、Microsoft Office を一度アンインストールしてから、確認してみました。

これでも、結果は変わりませんでした。

PCを初期化してやり直す

いろいろやってしまったので、一度 PCを初期化して 購入時の状態にまで戻し、再度 Adobe Acrobat DC のみインストールして確認してみました。

しかし、これでも結果は同じでした。
何度 PDF ファイルを開いても 「AcroCEF.exe アプリケーションエラー 」が表示されます。

もうだめだ。どうしたらいいのだろう、と思っていたときふと次のように素朴に思いました。

AcroCEF.exeってそもそもなんだろう?

AcroCEF.exe アプリケーションエラー問題解決か?

そもそも、AcroCEF.exe ってなんだろう?と思い、 google 検索で調べてみました。

AcroCEF.exe と RdrCEF.exe は、Acrobat/Reader と分離できないプロセスです。ネットワーク操作や Document Cloud サービスの機能(入力と署名、署名用に送信、表示用に共有)など、アプリケーションに不可欠な部分を処理しています。構成またはレジストリで、これらのプロセスを削除したり、無効にすることはできません。

https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/RdrCEF-exe-and-AcroCEF-exe-can-I-disable.html

adobeによると、無効にすることはできません、となっています。

やはり、同じ症状になった人って居るものですね。 似たような現象に遭遇して助けを求めた人に対して、いろいろな人が回答しています。

しかし、それらの中にも、これこれ!といったものは見つかりません。難しい問題のようです。

コンピュータウィルス的な書き込みが多いですが、インストールしたばかりでその確率は低いと思います。

ですが、色々な書き込みの中で、「AcroCEF.exe は Windows では必要ない。」というものが何個かありました。 では、なぜインストールされてしまうのかという疑問は残りますが、取りあえず そのプログラムを削除してしまおうと Explorerで検索してみると、二つありました。

削除して動かなくなると更に面倒なことになるので、いったん名前を変更してみることに。。。
AcroCEF.exe —> AcroCEF2.exe としてみました。

これなら、起動されなくなるはずですし、問題が起きてもすぐに元に戻せます。
ただし、これはコンピュータウィルスではない前提での話です、、、

そして、PDFファイルをクリックしてみたら、エラーは表示されず、普通に開きました。問題解決です!!!
ほんとうに、これでいいのか少し不安は残りますが、いろいろ触ってみても問題ないみたいなので、しばらく、このままで使ってみようと思います。

やはり機能制約が出てしまいました

重要な機能の一つの、セキュリティが機能しなくなりました。

ファイルをパスワードで保護するなどのダイアログが表示されず、エラーが出るようになりました。

さすがに、この機能がないとAcrobatを使う意味というものがありません。
再度、検索です。

今度こそ問題解決へ!Acrobat Reader DC and Adobe Acrobat DC Cleaner Tool

アンインストールして再度インストールは、してみてもだめでした。
しかし、ある投稿によるとアンインストールした後に、レジストリ関係をクリアにして再度インストールするというもの。

Adobe Acrobat Reader(Adobe Reader) および Adobe Acrobat 用の Cleaner Tool を使用することにより、通常のアンインストール処理では削除されない、環境設定および各種設定などを削除することができます。このツールはユーザーインターフェースとコマンドラインのどちらからでも使用することができます。

通常、インストール、アンインストール、アップデート、修復などの処理は正常に行われますが、レジストリやファイルのコンフリクトなど、コンピューターに固有の問題によってこれらの処理が正しく完了しないことがあります。インストールやアップデートの処理が、レジストリエントリやファイルのアクセス権などによって妨げられている場合、解決が困難な事例があります。Acrobat Reader(Adobe Reader) および Acrobat 用の Cleaner Tool は、このような問題を解決するために設計されており、破損したファイルの削除や修復、またはレジストリエントリの削除やアクセス権変更などの処理を行います。

https://helpx.adobe.com/jp/acrobat/kb/cpsid_93506.html

この記事に従って、処理を行いました。

本当の解決手順はここから

プログラムの追加と削除から、Adbe Acrobat DC 選択し、アンインストールを実行します。
このとき、他のアプリは全て終了しておきます。

アンインストールが済んだら、Acrobat Reader DC and Adobe Acrobat DC Cleaner Tool を先ほどの記事を参考にして、解凍してから実行しました。

ツールのログを見ると、たくさんのレジストリが残ったままになっているのですね。全てクリアされていることが分かります。

すっきりしたところで、再度、インストールを行い終了です。

恐る恐る立ち上げてみると、ちゃんとエラーは無く立ち上がりました。

おそらく、インストールするときに、Officeや他のアプリケーションを動かしていたなどの、何かしらの原因で、うまくインストールできなかったのかもしれません。定かなことは分かりません。

取りあえず、修復する一つの方法として、理解していただきたいです。

まとめ

今回、偶然出くわしたAdobe Acrobat DC でのエラーですが、対症療法として AcroCEF.exe を削除(名前変更して無効化)することで、症状は出なくなりましたが、それは、重要な機能のセキュリティ設定を止めることになってしまいました。

AcroCEF.exeがウイルスファイルの場合も想定して、ウィルス検査もしましたが、感染はしていませんでした。

AcroCEF.exeが壊れていたのか、レジストリの一部が壊れていたのかハッキリとは分かりませんが、アンインストールしてレジストリもクリアしてから、再度インストールしたことで、復活ができたと思います。

それでは。
この記事が、あなたのお役に立てば幸いです。

他にも Windows に関するエラーの記事のリンクを貼っておきますので、良ければ参照して見てください。

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