MS EXCEL 2019 エクセル終了した後直ぐに新しい WorkBook が勝手に立ち上がる問題の解決

エクセル EXCELって時々意味不明な動きをするんですよね。
例えば、普通に編集してると急にプシュッ！って落ちたかと思うと、しばらくすると修復しました的なコメントと共にまた立ち上がってくるとか、編集が終わって右上の✖︎を押して終了させたのに、一旦は終わったと見せかけてまた勝手に立ち上がるとかです。

ところで、皆さんはこんなことないですか？

ということで、今回は、この2番目の、編集が終わって右上の✖︎を押して終了させたのに、一旦は終わったと見せかけてまた勝手に立ち上がってくる件について、解決できたのでアップしておきます。

現象の詳細

まず、エクセルブックの種類に関係するかもと思ったので、どの種類で現象が起きるのか、記録してみました。

こうしてみると、エクセルブックの種類には関係なさそうです。

次の可能性として、メモリを多く使うと発生するかもということで考えましたが、シートの数か一で表も軽いものでも現象が発生しますし、シートが20くらいで各シートの表も結構大きなものでも逆に発生しないこともあるので、これも違うのかなとなりました。

それではと、故意に発生させようと、発生したブックをまた開いてすぐに閉じても発生しません。

もしかして、開いてから時間が経って、何かが裏で行われてたあとに発生するかもと考え、自動保存の10分を超えてから閉じてみましたが、現象は起こりませんでした。これも違うのかな。

自動保存設定していることでの影響も考え、機能をオフにして使ってみましたが、私の無知を嘲るようにまた、発生しました。

結局、困った時のgoogle検索。あまり同じ現象で悩んでいる人は居ないのかなというくらい、ヒットしません。

そして、「エクセル　閉じた時にまた開く」で検索しても出てきません。

色々検索して、同じ様な現象の対策で、アドインを止めてみて云々との記述を発見、半信半疑で止めてみました。

その日は一日この状態で使ってみましたが、あの現象は起こらなくなりました。

5個あるアドインですがいま必要なのは3つです。これが悪さしていると困るのですが、その3つを生かして、試してみました。

やったー、ばんざい。

ついに問題が解決しました。

どうやら、止めた２つのうちのどちらかが、原因だった様です。もしくは、アドイン同士の相性的なことがあるのか？その先は不明ですが、およそ一年棚上げしてきた問題がこれで解決しました。

どうせ、閉じた時に空でまた立ち上がってくる、というだけで、開いたらただ閉じれば良いだけ。これといって害はない問題ですが、何度も、何日も続くと、ちょっとイラッとくる時もありました。これが全く無くなると、それはそれはスッキリな感覚で、これが当たり前なのですが、やっと解放されて良かったです。

まとめると、原因は不要なアドインが悪さをしていたということでした。同じ悩みで悩んでおられる方は、あまり居ないのかもしれませんが、もし居られたら、アドインを止めるという対策を試してみてください。

アドインの止め方を参考に載せておきます。

やり方は簡単、エクセル上部の『開発』タブの中にあるアドイン、EXCELアドイン、COMアドインを1つずつクリックして、表示されるチェックボックスを取りあえず全部チェックを外してみました。

開発タブは普通表示されていないので表示させる必要があります。エクセル上部のコマンドリボン、これは色々な機能のボタンが並んでいるところです、どこでも良いのでマウスで右クリックして表示されたメニューから、リボンのユーザ設定をクリックしてオプションダイアログを開きます。

その中から、□開発の項目を探してチェックボックスにチェックを入れてOKを押すと、開発タブが上部のリボンへ表示されます。

もしも、エクセルを閉じたときに、また空のエクセルが起動してしまう現象が発生したときは、 addin をチェックしてみてください。

他にも Windows に関するトラブルシューティングの記事をアップしていますので、そちらも是非参照してください。