こんにちは、akitamaです。
今回は、計算式を使いたいのに、うまく計算されないけど原因が分からない。という人にその原因はどんなものが有るのか。について、解説していきたいと思います。
計算式を入力して、エンターを押したときに、表示が変わらず、そのまま計算式が表示されてしまう事があります。何回[Enter]を押してもうまくいかないと、がっくりきますよね。
この現象は、人が入力したものを、エクセルが『計算式』として判断できない。ことが原因で起こります。
計算式の書き方については、「EXCELエクセルで計算式を使う」という記事がありますので、計算式を使ったことがないよという方は、そちらの記事も参照してみて下さい。
=(イコール)がない
「EXCELエクセルで計算式を使う」という記事でも説明していますが、計算式は必ずイコール(=)から書き始めます。エクセルは、セルの最初の文字がイコールからはじまるとそれが計算式だ。と判断して、計算をして結果を出力します。
イコールがないと、ただのデータ(計算式ではない)として扱うので計算されません。
必ず、式の最初にイコールを入力してください。
忘れても、後から追加すれば大丈夫です。いったんデータと認識しても、イコールを追加して[Enter]を押せば、再度判断をやり直しますから、計算してくれます。
セルの表示形式が『文字列』設定になっている
セルの表示形式を文字列に設定については、「エクセルEXCELでセルの表示形式を文字列にする方法。使い方と、気をつけなければならない、注意点。」という記事がありますので、こちらを参照ください。
エクセルは、セルの表示形式が文字列のものは、入力されたものをそのままデータとして扱います
ですから、せっかく正しく計算式を入力しても、データとして扱われ、計算されません
先頭に空白文字が入っている
分かりにくいのですが、誤ってイコールの前に空白が入ってしまうことがあります。
こうなってしまうと、エクセルは、先頭の文字がイコールでないため、データと判断し、計算されません
先頭にアポストロフィ(’)が入力されている
先頭にアポストロフィを入れて、入力者がこのセルはデータですよ。と指定することができます。
指定したのですから、当然これも計算されません。
対応策
- 先頭に必ずイコールを入力する
- セルの表示形式は標準など、文字列以外を選択する
- イコールの前の空白文字は、必ずすべて削除する
- アポストロフィを取り除く
エクセルで、必ず一度は経験する問題ですから、計算式を入力したのに計算されない。というときは、この記事を思い出して、サラッと、問題を乗り越えてください。
エクセル関数を使うときも、イコールから入力しますので、同じ条件になります。
今回は以上です。
最後まで読んでいただいて、有り難うございました。
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